仕事や生活に疲れた大人たちに読んでほしい、そんな温かさと渋さに満ちた作品に出会いました。『怪獣8号』の主人公は、32歳の日比野カフカ。彼の活躍や葛藤を通じ、大人としての等身大の悩み、それから自己実現への逡巡が、ブラザーフットの尊さを絡めながら描かれま ...
妊婦の時、母親教室で助産師から赤ちゃんの洗い方を教わった。「おちんちんの裏までしっかりね」。クスクスと笑いながら楽しく語られる男性器。だけど「女の子の性器の洗い方」については何も説明されない。思いきって尋ねてみると気まずそうに「拭け ...
「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか(三宅香帆、新潮社) 定年後の日本人は世界一の楽園を生きる(佐藤優、飛鳥新社) 日本を守る強く豊かに(高市早苗、ワック) 西洋の敗北と日本の選択(エマニュエル・トッド、文藝春秋) ...
オーナー夫妻がDIYで増築に増築を重ねた高知市の沢田マンション。その建設と改造のプロセスが、建築学科出身の絵本作家・青山邦彦さんによって一冊の絵本になりました。『ずっと工事中!沢田マンション』完成までの歩みを青山さんに聞きました。
ドイツ人禅僧・ネルケ 無方さんと曹洞宗国際センター所長などを務めた藤田一照さん、哲学者の永井均さんが語りあうトークイベント「仏教と哲学のあいだで考えたこと」(春秋社主催)が12月19日に東京・築地の朝日新聞東京本社読者ホールで開かれます。
子どもと、子どもの本に関わる人をつなぐ国際児童図書評議会(IBBY、本部=スイス・バーゼル)のバサラット・カズィム会長が9月に来日した。カズィムさんは朝日新聞の取材に、パキスタンで40年以上子どもの読書に携わってきた経験や、子どもの ...
幹線道路に面した狭い土地にソメイヨシノやスギ、ケヤキなどが植えられた街角の小さな雑木林といった趣の公園があります。公園といっても、子ども用の遊具はなく、ベンチがいくつかあるだけのポケットパークといった方がわかりやすいかもしれません。
アサヒGHDやアスクル、KADOKAWAなど、企業へのサイバー攻撃が度々報道されています。目まぐるしく変わる分野という印象のあるテーマですが、実はその本質を理解するには、歴史を知ることが一番の近道。コンピュータ黎明期からセキュリティ ...
好書好日(こうしょこうじつ)は、ライフ&カルチャーを貪欲に楽しみたい人におくる、 人生を豊かにする本の情報サイトです。映画や美術、食などをもっと楽しむための本の紹介から、朝日新聞の読書面に掲載された書評まで、あなたと本の出会いをお手伝いします。
人生初の腰痛に悩んでいる。座職の小説家に腰痛はつきもの。同業者との会話にも、相当な頻度で「腰が」「椅子が」「運動を」というやりとりが混じるので、ある朝、起床と同時に腰痛に襲われた時は、「ついに来た」という感慨すら抱いた。
2019年11月には、東京・西荻窪の書店“旅の本屋のまど”で、青山邦彦さんと加賀谷哲朗さんによる公開打ち合わせを実施。下書きに赤字を入れていく様子をリアルタイムでプロジェクターに映し出した。写真はそのとき参加者に配布された下書きZINE=学芸出版社提供 ...
人気連載「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」の最新回は、「ダンス」で第56回新潮新人賞に選ばれた竹中優子さん(仁科斂さんと同時受賞)。すでに角川短歌賞、現代短歌新人賞、現代詩手帖賞を受賞していた竹中さんが小説の賞に挑んだ理 ...